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見上げてごらん

何年かかっても=永山悦子

 写真家の石井麻木さん(37)は、東日本大震災の直後から月命日に合わせて毎月欠かさず被災地へ足を運ぶ。震災から8年となる今日も、福島県の双葉町と楢葉町を訪れている。「(被災地を)知ったからには、はしごをかけ続けたい。そして、そこには会いたい人たちがいるから」

 これまでに撮影した写真は数え切れない。石井さんの写真は、厳しい境遇に身を置く人たちの心や、その場の空気をそのまま写し取ったかのよう。2017年までの記録をおさめた写真集「3・11からの手紙/音の声」を開くと、年を追うごとに、人々の表情の変化とともに「当たり前」の大切さが伝わってくる。写っている人たちは「いつも来てくれてありがとね」と笑顔を見せるのだという。

 石井さんのように震災後の記録を積み重ねる取り組みがある一方で、震災前の記録を取り戻す活動も続いてい…

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