東日本大震災8年

涙と笑顔編んで布ぞうり

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
カラフルな布ぞうりに付けられた紙のタグには、「武」「行」など編み手の名前が入った四角い判子が押されている=宮城県石巻市で
カラフルな布ぞうりに付けられた紙のタグには、「武」「行」など編み手の名前が入った四角い判子が押されている=宮城県石巻市で

 <くらしナビ・ライフスタイル>

 東日本大震災が発生した2011年、被災地の女性たちが「布ぞうり」作りを始めた。今では「ふっくら布ぞうりの会」として、全国の他の被災地へ売り上げの一部を寄付したり、企業とのコラボ商品を開発したりと活動の幅を広げている。

 赤や黄色、緑に紫--。ずらりと並んだ色とりどりの布ぞうり。ハイビスカス柄やドット柄の鼻緒が目を引く。

 2月下旬。宮城県石巻市の西村しげさん(71)宅1階の広間に、市内や隣接する南三陸町から女性たちが集まった。納品のため札をつけたり、布を裁断したり。作業しながらたわいもない話で盛り上がり、大きな笑い声が響く。この日は「南三陸ふっくら会」「石巻たんぽぽ会」「石巻なごみ会」の3グループの9人で計126足を納品した。

この記事は有料記事です。

残り2105文字(全文2437文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集