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「父さんに近づきたい」 亡き夫を見習い介護の道へ 3.11から8年

遺骨と共に見つかった夫のジャンパーを抱きしめる花崎明美さん=岩手県山田町で、井口彩撮影

 岩手県山田町の花崎明美さん(60)は東日本大震災でタクシー運転手の夫を失った。震災後、人への気遣いを忘れなかった夫の姿を思い浮かべながら、介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を取得した。「父さんに教えてもらった仕事への気配りを引き継ぎたい」。そんな思いで日々仕事に励んでいる。【井口彩】

 愛車のトランクから泥がついたジャンパーの切れ端を取り出した。町内の駐車場で、明美さんは夫の秀利さん(当時57歳)がいつも着ていた形見をそっと抱きしめた。「父さん、もう8年だね。そっちはどうですか」

 秀利さんは高校卒業後間もなく、明美さんの家族が経営するタクシー会社に就職した。明美さんはひたむきに…

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