メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

スピードスケート

新浜、世界新も2位 日本記録大幅更新(スポニチ)

スピードスケートW杯ソルトレークシティー大会第1日(2019年3月9日 米ユタ州ソルトレークシティー)

 男子500メートルで新浜立也(22=高崎健康福祉大)が日本記録を大幅に更新する33秒83で2位となった。パベル・クリズニコフ(24=ロシア)が33秒61の世界新記録で優勝。女子500メートルは小平奈緒(32=相沢病院)が36秒47で自身の日本記録を0秒03更新して優勝した。女子1000メートルは高木美帆(24=日体大助手)が世界記録でもあった小平の日本記録を塗り替える1分11秒71で2位となった。

     日本勢にとって未知の領域に足を踏み入れた。W杯に今季から参戦する新鋭。新浜がゴールを滑り抜けると、掲示板に男子500メートルの世界記録を0秒15縮める33秒83のタイムが刻まれた。2組後に滑ったクリズニコフにさらに上をいかれたが、加藤条治(博慈会)が13年に記録した34秒21の日本記録を更新。底知れない能力を標高1400メートルの高速リンクで爆発させ「リラックスして自分のレースができた。33秒台の世界は想像もできなかった。自分が33秒台を出せるとは」と驚きを隠さなかった。

     100メートルを全体2番目の9秒50で通過すると「世界一いけてる」と自負するバックストレートで猛然と加速した。外側のレーンを回る最終コーナーを滑らかに攻略。驚異のタイムに会場は騒然となった。01年に同じ会場で清水宏保が当時の世界記録34秒32をマークし「33秒台は視野に入っている」と言ってから18年。加藤条治や長島圭一郎がつないできた日本男子の看板種目は近年の低迷期を抜け、新時代に突入した。湯田淳監督は「33秒台もぎりぎりではなく大きく更新。刺激になる」と目を細めた。

     身長1メートル83、体重89キロの恵まれた体格。昨季の平昌五輪は代表選考会4位で惜しくも出場を逃したが、約1年で急成長を遂げた。技術的には未熟な部分も多く、伸びしろは十分。「世界記録はすぐに更新されたので、やっぱりまだまだ。さらに上を目指して、世界記録を更新する」。可能性に満ちた新エースが威勢良く宣言した。

     ◆新浜 立也(しんはま・たつや)1996年(平8)7月11日生まれ、北海道別海町出身の22歳。高崎健康福祉大4年。小学1年で本格的にスピードスケートを始め、北海道・釧路商高3年で全国高校選手権の短距離2種目を制覇。今季はW杯の男子500メートルで2勝を挙げ、世界スプリント選手権で総合2位、全日本距離別選手権の500メートルと全日本スプリント選手権を初制覇。趣味は釣り。1メートル83、89キロ。血液型A。(スポニチ)

    おすすめ記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 運転の60代女「意識なくなった」 東京・町田で児童ら5人はねられけが
    2. 育休明けに倉庫勤務「不当な配転」 アシックス男性社員訴え
    3. 関西テレビ「ヘイト」放送 民族・女性差別発言編集せず
    4. 陸上イージス 防衛省、標高も誤り グーグル使いズレ
    5. 逃亡犯条例「事実上の廃案」 香港高官、ロイターの取材に

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです