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東日本大震災8年 福島を訪ねて 伝統ある窯、浪江の誇り 大堀相馬焼、新天地で継ぐ心

大堀相馬焼が並ぶ京月窯焼のギャラリーで震災について話す近藤さん=福島県飯坂町で、上智大・川畑響子撮影

 東日本大震災から8年。東京電力福島第1原子力発電所事故で、全町避難を余儀なくされた福島県浪江町。2017年の3月31日に一部地域の避難指示が解除された。しかし、町の面積の約8割にあたる地域は、いまだ帰還困難区域だ。大堀(おおぼり)地区もその一つ。そこには、300年余りにわたる伝統工芸「大堀相馬焼」の職人たちが暮らしていた。別の地域でも作陶を続ける一人の職人の姿に迫る。【一橋大・梅澤美紀】

 私が大堀相馬焼と出合ったのは、浪江町にあるカフェを訪れたときだった。目の前に置かれたコーヒーカップに、思わずみとれてしまう。青みがかった緑色。二重構造のカップの外側にハートの形をした穴。持ってみると両手に優しくなじんだ。カフェの店長である松本幸子さん(33)と話し、それが浪江町の伝統工芸品「大堀相馬焼」であることを知る。

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