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震災支援ネットワーク埼玉事務局長・愛甲裕さん(59)
東日本大震災の発生直後から、さいたま市を拠点に首都圏の避難者を支援してきた民間団体「震災支援ネットワーク埼玉」(代表・猪股正弁護士)。事務局長の愛甲裕さん(59)に、これまでの活動や今後求められる支援のあり方を聞いた。【大平明日香】
--団体をつくった経緯は。
2011年3月、震災によって、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)に多くの方々が避難してきました。私はこの年の1月に、IT系の会社を設立したばかり。会社にあるパソコンを担ぎ、アリーナの一角に、自由にインターネットが使える情報コーナーを作りました。すると、避難者の相談に乗りたいと弁護士や司法書士、臨床心理士などが自然と集まるようになり、連携して支援団体をつくることにしました。
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