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雨森芳洲

生誕350年、顕彰の記録まとめる 地元自治会が出版 長浜 /滋賀

「芳洲まちづくりの歩み」を手にする雨森自治会の西川康弘会長(右)と平井茂彦さん=滋賀県長浜市高月町雨森で、若本和夫撮影

 江戸時代の儒学者、雨森芳洲の生誕350年に合わせ、出身地とされる長浜市高月町雨森の雨森自治会(西川康弘会長)は、約1世紀にわたり郷土の偉人を顕彰してきた活動をまとめた記念誌「芳洲まちづくりの歩み」(B5判、102ページ)を制作した。

 芳洲は対馬藩に仕え、朝鮮通信使に2度随行するなど、日本と朝鮮の外交に尽力。外交の心得を説いた主著「交隣提醒」では「互いに欺かず、争わず、真実をもって交わる」を旨とする「誠信外交」の大切さを訴えている。

 芳洲の存在は雨森地区でも長く知られていなかったが、大正10年ごろに地元の小学校長が芳洲の業績に着目したことがきっかけで顕彰活動が始まった。1984年11月には顕彰活動の拠点となる「雨森芳洲庵」が完成。地元では、子どもたちが紙芝居やかるたなどを通して日ごろから芳洲の業績に触れる一方、韓国の中高生のホームステイを受け入れるなどの日韓交流を続けている。2017年10月には芳洲関係資料を含む「朝鮮通信使…

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