「指導の合理的な範囲を逸脱」 陸自パワハラ訴訟、国に賠償命令

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 陸上自衛隊那覇駐屯地(那覇市)で上官から暴行などのパワハラを受け退職を余儀なくされたとして、元自衛官の男性(22)=長崎県大村市=が国に200万円の損害賠償を求めた訴訟で、長崎地裁(武田瑞佳裁判長)は12日、「暴行や違法な指導などによる精神的・肉体的苦痛が退職の原因」と認め、国に100万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 判決によると、男性は2016年5月から約半年間、上官3人から暴行などを受け17年3月に退職した。判決は、2段ベッドから引き落として腹を殴ったり、連日勤務時間外に自衛隊法の条文を書き写させたりした上官3人の行為を「指導の合理的な範囲を逸脱し違法」と指摘。「ほんとに辞めろや」などと繰り返し退職を迫ったことも合わせ「退職を決意する主な原因」とした。

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