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私だけの東京・2020に語り継ぐ

作家・日垣隆さん あいまいな「中心」に反発

日垣隆さん

 前回の東京五輪があった1964年、僕は6歳でした。家は長野市でしたが、神戸にいた伯父が開通したばかりの新大阪発の東海道新幹線の切符を手に入れてくれて、「東京に着いたらオリンピックにも行くか」と言われ、競技場まで見に行きました。

 観客が日の丸を振っていないなという印象がかなり長いこと残りました。大人になり調べてみると、確かに観客はほとんど日の丸を手にしていません。戦後19年で、まだそういうムードだったんです。92年のアルベールビル(フランス)冬季五輪で荻原健司選手が日の丸を手にゴールインしたのを見て「ああ、ここまで変わったか」と現地で驚いたのを覚えています。

 家がカトリックで子供の頃からラテン語などの教育を受け、休みの時は長野から横浜の修道院に通いました。…

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