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春に挑む・国士舘センバツへ

国士舘 「けがを減らしたい」 ボランティアでトレーナー務める、整骨院の時田敏明さん /東京

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白須投手の体をケアする時田さん=東京都多摩市の国士舘グラウンドで、川村咲平撮影 拡大
白須投手の体をケアする時田さん=東京都多摩市の国士舘グラウンドで、川村咲平撮影

 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する国士舘。日々厳しい練習に励む選手たちをサポートするのが、ボランティアでトレーナーを務める時田敏明さん(26)だ。けがに悩んだ自身の野球人生を糧に、毎週のように国士舘に出向いて選手の体作りを支えている。

 時田さんは柔道整復師の資格を持ち、品川区の整骨院で働いている。国士舘の白須仁久投手(2年)が時田さんの元で治療した縁で、昨年1月から整骨院勤務の傍ら、休日を利用して国士舘に顔を出すようになった。

 主に練習後、グラウンドや寮で、希望した選手の体をマッサージするほか、トレーニング方法について相談に乗ることもある。「特に股関節が硬いと、プレーの妨げになる」と入念にケアするようにしている。肩回りの治療を受けた白須投手は「いたたた」と顔をゆがめつつも「時田さんに治療してもらうと痛みが取れるんです」と厚い信頼を寄せる。

 時田さんも、かつて都立雪谷で高校野球に打ち込んだ。内野手としてレギュラー入りを目指したが、肘の痛みが悩みの種だった。「けがをすれば後悔しか残らない。そんな選手を一人でも減らしたい」。卒業後は専門学校に進み、スポーツトレーナーとして野球と関わり続けようと決めた。国士舘でのボランティアも勉強の一環。「試行錯誤しながらです」と話す。

 国士舘のセンバツ出場について「高校球児の憧れ。うらやましい」と笑う時田さん。「万全の状態で晴れ舞台を楽しめるよう、少しでも力になりたい」と話している。【川村咲平】

〔都内版〕

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