トヨタ春闘、異例の展開 回答日に決着、一時金は夏季分のみ

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春闘回答後に記者会見するトヨタ自動車労働組合の西野勝義委員長=愛知県豊田市で2019年3月13日午後3時52分、小倉祥徳撮影
春闘回答後に記者会見するトヨタ自動車労働組合の西野勝義委員長=愛知県豊田市で2019年3月13日午後3時52分、小倉祥徳撮影

 トヨタ自動車の2019年春闘は、決着が回答日当日にずれこみ、一時金の回答を夏季分のみとするなど、異例の展開となった。背景には、自動運転やライドシェア(相乗り)など自動車業界が大変革期に直面する中、危機感の共有や競争力強化に向けた課題解決の議論に重点を置いたことがある。トヨタは組合員一律の賃上げでなく、意欲や成果を重視した賃金制度作りを進める方針で、今後の動向が注目される。

 「トヨタを絶対死なせるわけにはいかない」「原点を見失った会社が大変革の時代を生き抜くことなどできない」――。13日の労使交渉で、豊田章男社長はトヨタグループ創業期から伝わる社訓「豊田綱領」を引用し、社内の奮起を促した。

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