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横流し肝臓病薬、中国の美容業界で高値取引 偽物も横行

院内などに保管されていたラエンネック=千葉県警野田署で13日午後5時45分、橋口正撮影

 肝臓病治療薬「ラエンネック」の製造元によると、人の胎盤から抽出したエキスを原料としており、美容効果がある医薬品「プラセンタ」の一種として、一部の美容整形クリニックでも利用されている。

 日中間の薬物密輸犯罪に詳しい早稲田大の高橋正義・招聘(しょうへい)研究員は「中国ではラエンネックは製造されていないが、人気があって偽の医薬品も横行しているほどで、少なくとも5、6年前から需要が高まっている」と話す。中国の美容業界では日本製のラエンネックが1箱(50本)2000~3000元(約3万~4万5000円)と高値で取引されているという。中国関係の情報交換を行う日本語のインターネット掲示板でも、ラエンネックを含むプラセンタの取引情報が飛び交っている。

 2016年11月には、中国人に販売するため医薬品を大量に所持していたとして、大阪市内の中国籍の女らが医薬品医療機器法違反(販売目的所持)容疑で逮捕されるなど、中国における日本製医薬品の需要増を背景にした犯罪が多発。中国の在大阪総領事館は昨年6月、医薬品の違法取引をしないよう呼びかける注意喚起をホームページに掲載している。【加藤昌平】

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