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第94回センバツ高校野球

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第91回選抜高校野球

閉会式司会「落ち着いて臨む」 札幌北高2年・矢嶋桃子さん 道内高校から初の選出 /北海道

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センバツ閉会式の司会に選ばれた札幌北高の矢嶋桃子さん=札幌市北区の同校で、坂本智尚撮影 拡大
センバツ閉会式の司会に選ばれた札幌北高の矢嶋桃子さん=札幌市北区の同校で、坂本智尚撮影

 <2019 第91回センバツ高校野球>

 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)で、札幌北高2年、矢嶋桃子さん(17)が閉会式の司会者に選ばれた。道内の高校からセンバツの司会者が選出されるのは初めて。矢嶋さんは「大勢の観衆を前にアナウンスができるとは思ってもいなかった。緊張すると思いますが、準備を十分にして落ち着いて臨みたい」と抱負を語った。

 センバツでは1998年の第70回記念大会から開閉会式の司会者に高校生を起用。同高の放送局に所属する矢嶋さんは、昨夏のNHK杯全国高校放送コンテストのアナウンス部門で優秀賞を獲得。その実力が評価され、今回の大役を任された。

 「背筋をピンと伸ばしてマイクに向かう姿勢が、きれいな発声につながっている」と放送局顧問の前川繁信教諭。矢嶋さんは4歳からバレエを習い続けており、姿勢の良さはバレエのレッスンで培われたものだ。両親と同じ医師になるのが将来の夢で、医学部を目指し、部活と勉強の両立に励んでいる。

 決勝後に行われる閉会式は4月3日の予定。“大の野球ファン”という両親も、娘の晴れ舞台となる甲子園に駆けつけるという。「北海道代表が優勝して私が紹介できたら最高にうれしいですね」と笑顔で語った。【坂本智尚】

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