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ぬれ煎餅発祥・柏屋米菓手焼本舗 炭と手焼きにこだわり /千葉

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 銚子市の銚子漁港近くの住宅街の中で3代、100年以上にわたって、煎餅を焼き続けてきた。今や銚子名物となったぬれ煎餅はこの店が発祥だ。

 店を切り盛りするのは3代目店主の横山俊二さん(54)。朝8時過ぎから午後2時ごろまで、備長炭が燃えるいろりの前に座る。格子の上に煎餅を置き、手慣れた動作で裏返しながらキツネ色に仕上げていく。1日に焼くのは約300枚。1分に1枚を仕上げる勘定だ。市内には7店の煎餅製造業者があるが、全て手焼きは同店だけという。

 「炭でないと、独特の香ばしさが出ないんです」と横山さん。煎餅にむらなく火を通すことを大切にしており、熱の流れが乱れることを嫌う。室内が42~43度になる夏でもエアコンは使わず、汗だくで焼き続ける。来店客に対しても、入り口ドアの閉鎖を求める徹底ぶりだ。

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