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激動の世界を読む

ミュンヘンの困惑 米と独、深い亀裂鮮明に=北海道大教授・遠藤乾

ミュンヘン安保会議で握手を交わすメルケル独首相(右)とペンス米副大統領=2月16日、ロイター

 ミュンヘン安全保障会議というと、一般の読者にはなじみが薄いかもしれない。それは、しばしばダボス会議の安全保障版と呼ばれる。1963年から例年ドイツで開かれ、影響力のある政治家、行政官・外交官、知識人などが集う大規模な国際会議だ。2月中旬、これに初めて出席した。

 うわさには聞いていたものの、面食らう。世界中から約30人の大統領・首相、80人の大臣に加え、アメリカからは現・元副大統領、元国務長官数人、50人ほどの上下院議員、中国やロシアからは外相や副首相が来ていた。軍服姿も多い。日本からは、河野太郎外相が冒頭のパネルディスカッションに登場した=1。

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