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発言

医師の疲弊防ぐ制度改革を=古田将・米ハワイ大外科臨床准教授

 私は大学卒業後6年間、日本の急性期病院で麻酔科、救急、集中治療医として働いた。一人前の医者になるため、労働時間を考えず無我夢中で働いた覚えがある。米国に渡り、外科研修と米国外科専門医の口頭試問を終えた際、改めて米国の医学教育とシステムに感銘を受けた。

 米国では医学部生の時から臨床の本格的なトレーニングが始まり、医師として働き始める初日から戦力になる。外科では、5年間の研修後はどんな症例でも1人で対応できるようになる。その最も忙しい外科の研修でも週80時間を超える労働は許されず、週に1日の休日確保、3日に1回以上の当直の禁止などが厳しく管理され、それをおろそかにする研修プログラムは閉鎖される。

 しかし、研修が終わって上級医になると、米国では労働時間の法的な制限が存在しない。なぜなら彼らの収入…

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