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北朝鮮大使館襲撃にCIA関与か スペインでPC奪う 現地報道

 【パリ賀有勇】スペイン・マドリードの北朝鮮大使館が2月に何者かによって襲われる事件があり、スペイン紙エルパイス(電子版)は13日、犯行グループのうち少なくとも2人が米中央情報局(CIA)と関連がある人物と報じた。スペインの大使館は、現在は対米交渉を担当する金革哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会米国担当特別代表が大使を務めていた経緯があり、同紙は金革哲氏に関する情報入手を狙った犯行の可能性があると指摘している。

 事件は2月22日午後3時(日本時間22日午後11時)ごろ、男ら10人が北朝鮮大使館に車で乗り付け、拳銃のようなものを持って大使館に侵入。2時間にわたり、職員8人を縛ったうえ、頭に袋をかぶせて殴って尋問し、パソコンや携帯電話を奪い逃走した。女性職員1人が2階の窓から逃げ出し、周辺に助けを求めた。ただ、通報によって警察が駆けつけたところ、男の1人が職員を装うように応対して「何も異常はない」と告げたという。その後、逃走に使われた2台の車が乗り捨てられているのが発見されたという。

 同紙によると、スペイン当局は、監視カメラの解析や大使館職員からの聴取、逃走に使われた車両の分析結果から、犯行グループの大半が朝鮮半島系で、少なくとも2人はCIAに関係のある人物と判断。米韓の関与が疑われることから、CIAに説明を求めたという。CIAは関連性を否定したとされるが、スペイン政府関係者は「(CIAの説明には)説得力がない」と述べたという。

 事件はトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長による2回目の米朝首脳会談の5日前に発生。金革哲氏は会談に向けた実務交渉を担当していた。

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