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かこさとしさん

生前残した詩を出版

かこさとしさんの初の刺繍「ありちゃん あいうえお」と、もとになった冊子を手にする長女の鈴木万里さん(右)と孫の亀津鴻(ひろき)さん

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「ありちゃん あいうえお」(講談社/1404円)

 さくねんがつに92さいくなった絵本作家えほんさっかかこさとしさんのはつ詩集ししゅう「ありちゃん あいうえお」(講談社こうだんしゃ)が5いつか出版しゅっぱんされました。かこさんがまご成長せいちょうつめながらつづったは、やさしいまなざしにあふれ、おじいちゃんとしての一面いちめんがうかがえます。

    やさしいまなざし、まご成長せいちょうつめ

     「だるまちゃん」シリーズや「からすのパンやさん」などやく600てんもの作品さくひんがけたかこさんは、ふだんから俳句はいくをノートにめていました。くなる10とおかほどまえたずねてきた出版社しゅっぱんしゃ編集者へんしゅうしゃに「きませんか」とちかけられ、れながらもうれしそうにしていたそうです。

     詩集ししゅうは「ありちゃんあいうえお」と「まごまごのうた」の2構成こうせいされています。書斎しょさい本棚ほんだなのこされていた冊子さっしさつがもとになっています。「ありちゃん あいうえお」は、どもたちがたのしく言葉ことばおぼえられるように、50おんではなく濁音だくおん半濁音はんだくおんくわえた71おんの「ことばあそびうた」。「ぱんだちゃんのぱーてぃーです。ぴんぽんしてからぴくにっく……」など、かこさんならではのあそびうたです。

     「まごまごのうた」は、まごの「たっくん」「ひろちゃん」の成長せいちょうつめたやく40ぺんからえらんだ12へんです。長女ちょうじょ鈴木すずき万里まりさん(61)は「(ちちには)はじめてのまご、しかも自分じぶんどもはおんなだけだったので、おとこまごふたりに、まさに『まごまご』しながらあやしたり、あそんだりしていました」とかえります。

     「たっくんは たいようです まぶしくって あったかで ぽかぽか なみだが にじみます」ではじまる「たっくんのうた」や、「歩行器ほこうきバス ひろちゃんをのせて」などがおさめられています。

     まご亀津かめつひろきさん(25)は「があることはりませんでした。自分じぶんけられた愛情あいじょうにすることができて、うれしくもあり、はずかしくもあります」。鈴木すずきさんは「どもたちにも、かつてどもだった大人おとなにもたのしんでもらいたい」とはなしています。【篠口しのぐち純子じゅんこ

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