メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

一人っ子政策のツケ?少子高齢化に危機感あらわ 全人代閉会で李克強首相

全人代で政府活動報告を読み上げる李克強首相=北京の人民大会堂で2019年3月5日、AP

 【北京・河津啓介】中国の李克強首相は15日、全国人民代表大会(全人代=国会)閉会後の記者会見で、急速に進む少子高齢化への危機感をあらわにした。李氏は政策や社会基盤が「需要に追いついていない」と認め、介護や育児サービスの拡充を約束した。

 中国メディアから「身近な暮らしの問題」への対応を問われ、李氏は真っ先に少子高齢化対策を挙げた。「中国の65歳以上は1億7000万人、6歳以下の児童は1億人を超える。大多数の家庭に関係する問題だが、サービスが不足している」と述べた。介護施設の現状について「100人当たり三つのベッドしか提供できておらず、大都市では90歳を過ぎてようやくやく空きベッドが見つかる状態だ」と実態を明かした。

 李氏は具体策として地域主体の介護網の構築を掲げ、低額の公共住宅への優先入居、光熱費や税金の減免、慢性疾患への医療費補助を打ち出した。育児サービスについては、2016年1月に一人っ子政策が廃止され、2人目の出産が認められてから幼稚園の入園難がさらに深刻になっていると指摘。政府は、学費の低額な「公益幼稚園」(公立と一部の認定私立)を拡充して対応する方針だ。

この記事は有料記事です。

残り328文字(全文817文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 医療従事者153人の感染判明 院内感染も発生 医療崩壊の懸念 新型コロナ

  2. 横浜の「コロナファイター」卵 研修医2人感染 3月下旬に連日同期会やカラオケ

  3. 時の在りか 国家でコロナに勝てるか=伊藤智永

  4. 愛知県警でクラスター発生 警察官や親族など計21人感染

  5. ORICON NEWS 本田翼、外出する若者に「がくぜんとした」 新型コロナ感染拡大防止に訴え

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです