その場で使えるてんかん薬、早期承認を 搬送の長い苦しみ救って ネット署名活動
毎日新聞
2019/3/15 09:00(最終更新 3/15 09:13)
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てんかんの重い発作が起きた時に少しでも早く鎮めたいと、保護者や介護者がその場で使える新しい抗けいれん薬の早期承認を求めて署名活動に取り組む家族がいる。重い発作に陥りやすい難病「ドラベ症候群」の患者家族会に参加する貞本建太さん(35)=京都市伏見区=が、長女の実音(みお)さん(9)と同じ症候群の子供たちが相次ぎ亡くなったことを知り、昨年12月に始めた。【南陽子】
遺伝子の異常で難治性のてんかんを発症するドラベ症候群は、発作が起きないよう生活環境を整えるが、起きた際は少しでも早く鎮める必要がある。実音さんは生後半年のころ、風呂上がりに右半身がけいれん。救急搬送先で同症候群と疑われ、1歳になるころ京都大医学部付属病院で診断された。
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