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透析中止 学会調査委の調査始まる 公立福生病院

東京都による立ち入り検査が行われた公立福生病院=東京都福生市で2019年3月6日、宮武祐希撮影

 公立福生病院(東京都福生市)の人工透析治療を巡る問題で、専門医らでつくる「日本透析医学会」(理事長=中元秀友・埼玉医大教授)の調査委員会が15日午後、病院の調査を始めた。透析治療をやめる選択肢を提示された腎臓病患者の女性(当時44歳)が昨年亡くなった問題などについて事情を聴き、末期的な容体に限定した学会のガイドラインから逸脱したとみて調べている。

 学会が7日に設置した「毎日新聞の記事に対する調査委員会」は土谷健・東京女子医大教授が委員長を務め、透析・腎臓治療の専門医や国会議員、弁護士ら計16人で構成される。調査委のメンバーは15日正午過ぎ、病院に入った。今後、女性のケースについて病院がどう対応したかを重点的に調べ、透析治療中止や、最初から治療しない「非導入」の基準を定めたガイドラインに反していたかどうかを確認する。

 病院を巡っては2014年ごろ以降、女性を含めて治療をやめる選択肢を示された患者のうち5人が中止を選び、4人が死亡したことが既に判明。さらに治療中止とは別に、13年4月~17年3月、最初から透析治療をしない非導入を選んだ計20人の終末期ではない患者が死亡したことが分かっている。調査委は、早ければ22日の学会理事会に調査結果を報告。学会は内部の倫理委員会で検討し、公式見解を示す方針だ。【矢澤秀範】

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