メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

若松孝二とその時代

(20)佐野史郎さんインタビュー 「若松監督も、唐さんも包容力があった」

 若松孝二監督作品の出演者が時代とともに変わるのは当然としても、強烈な印象を残す役者はそういるものではない。「キスより簡単」(1989年)を皮切りに、遺作となった「千年の愉楽」(2013年)まで数多くの作品に出演した佐野史郎さんもその一人だ。連載「若松孝二とその時代」第20回は、若松監督が信頼を置いてやまなかった名バイプレーヤーのインタビューをお届けしたい。若松作品で主演は数本だけだが、その存在感は作品を側面から支えていた。佐野さんが状況劇場のメンバーになった80年から30年以上に及んだ若松監督との交友歴をたどってゆくと、状況劇場を主宰した唐十郎さんとの深い交わりもくっきりと浮かび上がってくるのだった。話を聞くうちに、60、70年代の新宿かいわいで深夜、「若ちゃん」と親愛の情を込めて呼んだという佐野さんと若松監督の会話の一端が今にも聞こえてきそうな気がした。【鈴木隆】

この記事は有料記事です。

残り4814文字(全文5203文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 池袋暴走 元高級官僚だから? 「なぜ運転手が逮捕されないのか」疑問の声噴出
  2. 池袋暴走、ドラレコに音声 87歳男性「あー、どうしたんだろう」同乗の妻の問いに
  3. 結婚できない男 阿部寛主演ドラマが13年ぶり復活! 続編が10月期放送
  4. 政治 交わらない枝野氏と玉木氏 自民「1強」の責任、野党にも
  5. 国民民主党、自由党と合併で正式合意 自由は解散

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです