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首相「半自動式銃など5丁の銃使用」 容疑者1人の勾留延長決定 NZ銃乱射

銃撃事件の現場となったモスクの前で犠牲者を悼む人々=AP

 【ジャカルタ武内彩】ニュージーランド(NZ)南部クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)2カ所で計49人が死亡した銃乱射テロ事件で、半自動式の銃2丁と散弾銃2丁を含め、計5丁の銃が襲撃に使われていた。アーダン首相が16日、記者会見で明らかにし、容疑者の1人は合法的に銃所持の許可を得ていたとして、銃規制を強化する意向を表明した。

 アーダン首相は「容疑者は合法的に銃を所持していた。このことは、我々が銃規制法を変える必要性を示している。今が変わる時だ」と述べた。

 事件は15日午後1時45分ごろ、クライストチャーチ中心部のヌール・モスクとリンウッド・モスクの2カ所で発生。それぞれのモスクで銃乱射により41人と7人が死亡、1人は搬送先の病院で死亡した。地元病院によると、2カ所で計40人以上が負傷し、20代女性を含む11人が重体で、2歳男児も治療を受けているという。

 一方、拘束された3人のうち、オーストラリア出身のブレントン・タラント容疑者(28)の勾留手続きが16日、クライストチャーチの裁判所で行われた。タラント容疑者は殺人容疑の認否を明らかにせず勾留延長が決定した。

 地元メディアなどによると、出廷したタラント容疑者は、手錠をされたまま報道機関のカメラに向かい、右手の親指と人さし指で輪を作るサインを送ってみせた。終始無言だったという。次の勾留手続きが行われる4月5日、高裁に出廷する予定。拘束された残りの2容疑者はまだ訴追されておらず、勾留手続きがいつ行われるかは不明だ。

 タラント容疑者はニュージーランドの長期居住者ではなく、監視対象には含まれていなかった。2016年にトルコへの渡航歴が2回あり、同国の捜査当局が当時の行動について調べているとの情報もある。タラント容疑者とみられる人物がインターネット上に拡散した投稿には、欧州など各地を旅行したことが書かれていた。

 警察当局はタラント容疑者について公式ツイッターに「今後さらに容疑が加わるだろう」と投稿した。

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