日航、古着から生成のバイオ燃料でジェット機飛行へ

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回収した古着=日本環境設計提供
回収した古着=日本環境設計提供

 日本航空がベンチャー企業2社と組み、古着10万着から作ったバイオ燃料でジェット機を飛ばす計画を進めている。バイオ燃料は環境に優しいエネルギー源と期待されているが、トウモロコシの実など食用部分を原料に使うのが一般的で、食糧不足につながる懸念が指摘される。今回の試みは不要な古着の綿繊維から燃料をつくる日本発の技術を活用。食糧供給と競合しないバイオ燃料普及のきっかけになると期待されている。【清水憲司】

 古着は、リサイクルや再生品の製造を手がけるベンチャー企業「日本環境設計」(東京)が音頭をとり、昨年10月から年末にかけ、イオンや無印良品、大丸松坂屋百貨店などの協力を得て集めた。計画は現在、集めた古着の綿繊維を微生物に発酵・分解させ、ジェット機の燃料となるイソブタノールを製造する段階だ。日航は2020年にこの燃料でのフライトを目指しており、古着を提供した人を抽選で招待する。

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