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余録

「マンガ」は世界語として定着し…

 「マンガ」は世界語として定着し、外国人の漫画家も登場している。「ドラえもん」「ドラゴンボール」「ワンピース」などアニメ化された作品の影響は世界に広がる。日本のソフトパワーだ▲マンガが幅広い世代に受け入れられた契機は少年向けマンガ週刊誌の誕生だろう。60年前のきょう、同時に創刊された「少年サンデー」と「少年マガジン」はテレビとも連動し「おそ松くん」や「巨人の星」などのヒット作を連発した▲後発の「少年ジャンプ」は「キャプテン翼」や「スラムダンク」などの人気で発行部数を伸ばし、1990年代には600万部を超えた。その後、テレビゲームの隆盛や少子化でマンガ雑誌の売り上げは低迷した。しかし、連載作品の単行本の売り上げは堅調で、マンガ人気自体は根強い▲スマホの普及でマンガ閲覧用のアプリの人気が高まり、単行本では電子版の売り上げが紙を上回った。マンガは活字以上にネットとの相性がいいのだろう。一方でネット上に出回る海賊版が後を絶たないのもそのせいかもしれない▲文化庁は海賊版対策で著作権法改正に動いたが、若者の情報伝達手段になっている「スクリーンショット」による画面コピーまで規制される改正案に当の漫画家からも異論が出て、今国会への提出が見送られた▲日本が誇るマンガ文化を守るには規制が避けられない面もある。丁寧な議論が必要だ。多くの読者が発展を支えてきたのがマンガ文化だ。読み手も海賊版に手を出さないモラルを持ちたい。

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