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世界経済・見て歩き

米国ペンシルベニア州 フェアビュー発電所 日米協業に地元期待 大ガス、海外戦略の柱に

フェアビュー発電所プロジェクトマネジャーのジェフ・アーレンス氏(中央)らCPV社スタッフと大阪ガスのエンジニア・小山大樹さん(左端)=米東部ペンシルベニア州の建設事務所で

 独立宣言や合衆国憲法が起草された歴史を持ち、かつては「製鉄の町」として栄えた米東部ペンシルベニア州。同州のアパラチア山脈に沿った丘陵地帯に、大阪ガスなどが出資したフェアビュー・ガス火力発電所がある。2017年4月に着工し、20年初めの営業運転開始に向けて建設作業が急ピッチで進む。

 敷地面積35ヘクタール。雪をかぶった小高い丘の上にある建設現場では、約700人の作業員やエンジニアがタービンの据え付けや排気筒の組み立て作業に汗を流す。現場ではドリルの回転音が響き、溶接のにおいが立ちこめていた。

 同発電所は、天然ガスでガスタービンを、廃熱で蒸気タービンをそれぞれ回して発電する高効率システム「コンバインドサイクル」型で、最大出力は105万キロワットだ。天然ガスを約1マイル(約1・6キロ)離れた場所からパイプラインで引き込み、発電所に隣接する50万ボルトの高圧送電線に電気を送り込む。天然ガス田が近くガス調達コストが比較的安い一方、供給先としてワシントンDCなど東海岸の電力需要地を抱える好立地…

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