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湯川豊・評 『伊丹十三選集 全三巻』=松家仁之、中村好文、池内万平・編

 (岩波書店・各3564円)

「日本人とは何か」を問いかけ続けた

 全三巻の伊丹十三選集は、各巻が大きなテーマのようなものにくくられている。それが定評ある伊丹の文章に新しい魅力を与えているかのようだ。第一巻は「日本人よ!」というタイトルがついていて、広い範囲の日本人論。その冒頭にはきわめてユニークな天皇論があって、猪熊兼繁が幕末の孝明天皇の日常をこと細かに語っている。

 天皇論がすっと「古代への旅」という項目に移って、これが圧巻。一九七七年に伊丹が中心になってつくられ…

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