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ラグビーW杯日本大会 第2部 恩師が語る高校時代/2 FW稲垣を見いだした 樋口猛監督

新潟工高2年時に出場した全国高校ラグビー大会1回戦の大阪朝鮮戦で突進する稲垣啓太(中央)=東大阪市の花園ラグビー場で2007年12月27日、幾島健太郎撮影

 ◆樋口猛監督(46)=新潟工高

走れば誰も止められず

 FWの最前線で日本代表の屋台骨を支えるプロップ、稲垣啓太(28)は新潟工高時代にラグビーの道を歩み始めた。母校の玄関を入ると、日本代表のユニホームや新聞記事を展示した「稲垣コーナー」があった。学校や郷土の誇りである証しだ。

 中学時代は野球部に所属した強肩捕手。130キロの巨体でも動作は機敏で走力もあった。野球でも複数の高校から誘われるほど身体能力が高い逸材を、樋口猛監督(46)が口説き落とした。

 「彼が走れば県内で止められることはなかったが、特別扱いはしなかった」。低いタックルなど基本を徹底し…

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