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安倍晋三首相は17日、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式で訓示した。「自衛隊は国民の9割から信頼を勝ち得ている」としたうえで、「政治も責任を果たさなければならない。次は私たちが、自衛官が強い誇りを持って職務を全うできるよう、環境を整えるため全力を尽くす決意だ」と述べた。憲法9条に自衛隊の存在を明記する憲法改正に向け、改めて意欲を示した。
首相は、地下鉄サリン事件や阪神、東日本の両大震災を挙げ、「平成は自衛隊への国民の信頼が揺るぎないものとなった時代だ」と自衛隊の災害救助などの活動を評価。昨年12月に策定した新たな防衛計画の大綱について、「宇宙、サイバー、電磁波といった領域で次なる時代の防衛力の構築に向け、今までと抜本的に異なる速度で変革を推し進める」と述べ、新たな領域での能力向上を急ぐ考えを強調した。
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