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労働力不足から外国人受け入れを広げる日本。ですが、その子どもたちの権利は十分に守られていません。解決の糸口は。

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16の春、夢へ一歩 1年遅れの中3、高校へ

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学齢超過で公立中への入学を認められたミグリンニョ・マリオンさん(左)。日本語が話せず、読み書きできない生徒が集まる初期支援校でひらがなの書き順から学び、定時制高校に合格した=愛知県豊橋市で2018年5月15日午前11時21分、奥山はるな撮影
学齢超過で公立中への入学を認められたミグリンニョ・マリオンさん(左)。日本語が話せず、読み書きできない生徒が集まる初期支援校でひらがなの書き順から学び、定時制高校に合格した=愛知県豊橋市で2018年5月15日午前11時21分、奥山はるな撮影

 文部科学省が学齢超過の生徒を含む外国籍児の就学促進を求める通知を出すことを受け、当事者からは喜びの声が上がる。昨春、愛知県豊橋市の中学校に学齢超過で入学したフィリピン国籍のミグリンニョ・マリオンさん(16)は「友達ができたのも、日本での夢ができたのも学校のおかげ。僕みたいな子が勉強できる機会が増えるのはうれしい」と話す。

 マリオンさんは2017年6月に日本人男性と再婚した母親(33)に呼び寄せられて名古屋市に来た。当時は中学3年生に当たる14歳だったが、両親はマリオンさんが日本語を話したり読み書きしたりできないため、いじめられないか不安だった。そのため、学校でなじみやすいよう日本名に変える手続きなどをしているうちに1年がたってしまったという。

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