16の春、夢へ一歩 1年遅れの中3、高校へ
毎日新聞
2019/3/18 06:45(最終更新 3/18 06:45)
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文部科学省が学齢超過の生徒を含む外国籍児の就学促進を求める通知を出すことを受け、当事者からは喜びの声が上がる。昨春、愛知県豊橋市の中学校に学齢超過で入学したフィリピン国籍のミグリンニョ・マリオンさん(16)は「友達ができたのも、日本での夢ができたのも学校のおかげ。僕みたいな子が勉強できる機会が増えるのはうれしい」と話す。
マリオンさんは2017年6月に日本人男性と再婚した母親(33)に呼び寄せられて名古屋市に来た。当時は中学3年生に当たる14歳だったが、両親はマリオンさんが日本語を話したり読み書きしたりできないため、いじめられないか不安だった。そのため、学校でなじみやすいよう日本名に変える手続きなどをしているうちに1年がたってしまったという。
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