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バレエ

松山バレエ団「ジゼル」 森下、月光のような透明感=評・斉藤希史子

森下洋子(右)と刑部星矢=エー・アイ檜山貴司さん撮影

 そろって古希を迎えた森下洋子と松山バレエ団による、古典の名作「ジゼル」。英ローレンス・オリビエ賞も受けた森下のけなげなジゼルが、13年ぶりによみがえった。

 青年公爵アルブレヒトは、身分と婚約者の存在を隠して村娘ジゼルに近付く。しかし恋敵に真実を暴かれ--。1幕で身分違いの恋、2幕で魂の救済を描く本作は、まさに19世紀ロマン主義の申し子だが、清水哲太郎の演出はむしろ、人文主義に貫かれている。何と哲学者エラスムスも登場し、公爵らに人類愛を説いているという設定だ。

 恋人の正体を知ったジゼルに、居合わせた貴族の一行や恋敵(吉川絵里)までもが同化し、慟哭(どうこく)…

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