創業者・深山氏が深く関与 組織ぐるみの不正強まる レオパレス調査委報告

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 レオパレス21の外部調査委員会が18日まとめた賃貸アパートの施工不良問題に関する中間報告では、入居者の安心・安全よりも施工業務の効率を優先したゆがんだ企業体質が浮き彫りになった。報告書は外壁などに設計図と異なる発泡ウレタンが使用されたことについて、同社創業者の深山祐助元社長の関与を指摘。深山元社長のトップダウンによる効率優先主義が「法令や品質を軽視する原因・背景」としており、組織ぐるみの不正の疑いが強まった。

 「施工業務の効率化を目的に、発泡ウレタンを使用する方向性を示した」。外部調査委から不正への関与をこう名指しされた創業者の深山元社長は1973年8月から2006年5月まで30年以上にわたって同社トップに君臨、絶大な権力を誇った。しかし、06年5月に入居者から共済金名目で集めた資金約48億6500万円を不動産取得などに私的流用していたことが発覚して社長を辞任。同6月には取締役からも退き、経営の表舞台…

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