17世紀製作、現存する唯一の「初の日本図」 ゼンリンが購入・公開へ

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モレイラの地図を基にして、ブランクスが刷った「日本図」。現存する唯一のもの=ゼンリン提供
モレイラの地図を基にして、ブランクスが刷った「日本図」。現存する唯一のもの=ゼンリン提供

 総合地図会社、ゼンリン(北九州市)が、16~20世紀にヨーロッパなどで作られた地図692点を購入した。このうち、ポルトガルの地図製作者、イグナシオ・モレイラ(1538年ごろ~没年不詳)の地図を基に、フランス人版画家が刷った「日本図」は現存する唯一のもの。これを含む30点の地図を近く東京都内で公開する。

 モレイラは、天正遣欧使節の日本帰国に同行し、1590年に来日。滞在した約2年間に鹿児島から京都までの西日本を測量した。更に、91年1月に豊臣秀吉に面会した際、京都に集まっていた東日本の大名から情報を集め、世界で初めて実態に近い日本地図を作ったとされる。

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