文化審答申

五智如来坐像、国宝に 安祥寺の5体 重文7件も /京都

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重要文化財から国宝に格上げされる安祥寺の木造五智如来座像5体
重要文化財から国宝に格上げされる安祥寺の木造五智如来座像5体

 国の文化審議会は18日、国宝と重要文化財の新たな指定について答申し、府内では美術工芸品で京都市山科区の安祥寺が所有し京都国立博物館に預託している彫刻の木造五智如来(ごちにょらい)坐像5体が重要文化財から国宝に格上げされる。このほか、重要文化財7件を指定、建造物で登録有形文化財2件が新規登録されることが決まった。府内の指定件数は未告示を含めると美術工芸品1895件(うち国宝184件)、建造物の登録572件となる。【篠田直哉】

 国宝となる木造五智如来坐像5体は、安祥寺に伝わる真言密教の金剛界を示した大日如来を中心とした五つの如来の坐像を、一体として指定される。重厚で単純化された造形に平安期の密教彫刻の特徴がよく示されている。製作年代や安置場所についての最近の研究調査で、851(仁寿元)年から859(貞観元)年の間に製作されたとの見解が有力となり、寺の山上部に造営されていた上寺(かみでら)の伽藍(がらん)中央部にあった礼…

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