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死をみつめて

より良い生き方を/5 QOL握る「時間」「バランス」 人と関わり、笑顔と出合い /和歌山

 葬儀の仕事では、いつも「人生」について考えさせられます。「こんな風に生きられたら」「やり残したことは無いか」などと、自分に置き換えることも少なくありません。そんな日々を過ごすうち、われわれ葬儀従事者は誰もが死を迎えるということを実感するとともに、充実した人生を送りたいと強く思うようになります。

 医療や福祉の現場でよく耳にする「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)」という言葉があります。「人はただ生きられれば良いのではなく、その生の質が大事である」という意味で、物理的にも精神的にもより人間らしく、自分らしく生きているか、自己の生に満足しているかを尺度とする考え方です。

 私はこのQOLには二つの要素があると思います。それは「時間」と「バランス」です。生きがいが生まれる…

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