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雨のち晴れ

融資トラブル、事業清算決意 喜代村社長・木村清さん

木村清さん

 パイロットを目指して15歳で航空自衛隊に入りましたが、交通事故で目を負傷し、5年9カ月で退官。その後、水産会社に入社しました。毎日1時間半の睡眠で東京・築地と卸先を往復し、魚の仕入れや加工、販売をゼロから勉強しました。1979年の独立後も自衛隊で鍛えた体力と記憶力が役立ちました。

 自衛隊では先輩が一度歌った軍歌を覚えられなければダッシュをやらされる日々。一度聞いたことは覚えられるようになりました。どの取引先が在庫を何ケース持ち、いくらで売りたいか。別の取引先が何を買いたいかをメモなしで記憶でき、すぐに取り次ぐことで面白いように商談が成立しました。弁当屋やカラオケ、レンタルビデオ店なども手掛けましたが、バブル経済の崩壊で転機を迎えました。

 それまで融資に懸命だった銀行が急に返済を迫ってきました。百数十億円あった借入金を4000万円台まで減らしましたが、今度は「また借りて」という。中国で漬物用ダイコンを仕入れる契約をして20億円を借りることにしましたが、仕入れ間近で融資を断られました。

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