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将棋

第77期名人戦A級順位戦 久保利明王将-三浦弘行九段 第39局の6

速度勝負

 100手を超え、ようやく終盤の入り口が見えてきた。久保はシャツの袖をまくり、[先]4五歩と打つ。ひらりと[先]2六角と飛び出した。(1)[後]5二金打は[先]4四歩[後]同歩に[先]5四角の王手銀取りが痛打。[先]4四歩を放っておいても[先]4六飛の転回がある。(2)[後]6一銀には[先]7四角~[先]5三桂不成が厳しく、いずれも先手よし。受けるすべがない三浦は[後]7八と引と攻め合いを選んだ。澤田真吾六段がモニターをのぞきこみ「ここにきて[先]1五歩が生きましたね」とぽつり。先手玉は堅く、懐が深いのが強みだ。

 三浦は血走った目で盤上をにらむ。残り20分。扇子を口元に押し当て、大きく前後に揺れる。勢いよく[後…

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