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SUNDAY LIBRARY

著者インタビュー 古井由吉『この道』

破綻から破綻にいくのが小説 そこからどう力が出せるか

◆『この道』古井由吉・著(講談社/税別1900円)

 1968年のデビュー以来、作家生活は50年を超えた。つねに純文学のトップランナーとして走り続け、80歳を超えた今、老いを言葉で探究する作品が増えた。その集大成ともいうべき新作が出た。

「90年に大病をしまして、それから老いを意識するようになりました。今は『老い』が日々の現実です。昔は今年、来年と考えていたのが、来年のことを考えることさえ抵抗がある。その日暮らしという感じです」

 表題作含め連作短編が8編。文芸誌に、隔月で2年かけ、著者と同一である老人の生活を描いてきた。朝の目…

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