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私だけの東京・2020に語り継ぐ

作家・西村賢太さん 真冬の芝公園で師を思う

西村賢太さん

 生まれ育ったのは江戸川区の春江町のあたりです。いろいろな作品で触れていますが、長い間足を踏み入れないようにしていたんです。その土地にひょんなことから行くことになったのが6、7年前。母校を訪ねるテレビ番組の企画で、小学5年の時に離れて以来、33年ぶりでした。

 最後の撮影を終えてから子ども時代を過ごした街を歩いてみると、方向の感覚が体に染みついているのか、昔のことが面白いぐらいによみがえってくる。自宅のあった場所には小ぎれいな家が4軒建っていて、もちろん街はすっかり変わっているんですが、よく遊んだ公園など当時のままのものもあり、子どものころの記憶と重なる風景が今も残っていました。

 自分の中であの土地のことを封印していた間は、懐かしく思い出すこともなかったのに、久しぶりに歩くと、…

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