メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

奇跡の傍らで

分娩立ち会い産科医へ 居場所探した学生時代=荻田和秀・りんくう総合医療センター産科医

マンガ「コウノドリ」ではピアノバーのマスター「沖田さん」(右下のコマ)として登場(C)鈴ノ木ユウ/講談社

 もうすぐ新年度が始まります。多くの社会人が誕生して、それぞれのところで期待と不安のなかで仕事を始めます。僕もそんな時代があったなあと思いながらリクルートスーツを眺めています。

 学生時代は優秀な生徒ではありませんでした。高校時代は将来の目標などほとんど考えずに過ごし、浪人時代はパチンコばっかりしていました。何とか医学部には入ったものの、やはり将来の目標が全く見えず、地元ジャズクラブでハウスバンドのピアニストとして演奏に打ち込み、ミュージシャンかジャズ屋のオヤジになろうか、などと考えたりしていました。そのことをジャズクラブのマスターに相談したところ、お前ごとき才能では食っていけない、ちゃんと医者になれとたっぷり一晩油を絞られて、結局断念しました。

 でも自分に人の命を預かることができるだけの根性があるのか。熱量を保ったまま仕事が続けられるのか。手…

この記事は有料記事です。

残り950文字(全文1326文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 金融庁「老後最大3000万円必要」独自試算 WGに4月提示
  2. 「年金を受け取っているか」の質問に麻生氏「正確な記憶がない」 衆院財務金融委
  3. 関西テレビ「ヘイト」放送 民族・女性差別発言編集せず
  4. 逃亡犯条例「事実上の廃案」 香港高官、ロイターの取材に
  5. 「30年間で2000万円」かけ算は間違い 厚労省が金融庁WGを“単純”と批判

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです