チンパンジーと人間 芸術の見方を比較実験 京都市動物園

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実験でジュースを吸いながらアニメーションの抽象作品を見る6歳のチンパンジーのニイニ(左)=京都市動物園提供
実験でジュースを吸いながらアニメーションの抽象作品を見る6歳のチンパンジーのニイニ(左)=京都市動物園提供

 チンパンジーは「芸術」をどう見るかを探る実験が京都市動物園(左京区)で行われ、23日に同園で分析結果の発表がある。美術家が制作した五つの映像作品を「鑑賞」させ、視線の動きを追跡。人間との比較で、同じサル目ヒト科ながら明らかな違いが見えたという。【南陽子】

 「芸術と科学の融合を楽しもう」をテーマに京都市などが来年開催する「KYOTO STEAM―世界文化交流祭」の一環。同園と京都大の研究者が計画し1月に実験した。

 映像モニターのどこを見ているかを赤外線でとらえる市販の視線計測機を使用。チンパンジーと人との比較認知研究にこの機器を採り入れた第一人者の京大高等研究院の狩野文浩・特定准教授と、同園の山梨裕美・主席研究員が中心となった。京大と連携する同園も昨年4月に機器を導入。6頭いるチンパンジーのうち、推定40代▽30歳▽25歳▽6歳の4頭に、果物ジュースでつなぎとめながら映像作品を見せた。

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