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たまゆら火災10年「生涯をかけて償う」高齢者施設の元理事長が献花

10人の犠牲者の名が刻まれた碑を見つめ、手を合わせる静養ホームたまゆらの運営法人の高桑五郎元理事長=高崎市で、2019年3月19日午前11時08分、神内亜実撮影

 入所者10人が犠牲になった群馬県渋川市の高齢者施設「静養ホームたまゆら」の火災から10年となる19日、運営していた法人の高桑五郎元理事長(94)が高崎市内の霊園にある慰霊碑を訪れ、冥福を祈った。

 「尊い命を失ったことは申し訳ない。この10年間、犠牲になった一人一人の顔を思い浮かべ、ただ、おわびとご冥福を祈ってきた。この罪は生涯をかけて償わなくてはいけない」。高桑氏は慰霊碑に献花した後、報道陣にゆっくりと静かな声で語った。

 たまゆらを開設したのは2000年。当時の北橘村(現渋川市)の要請もあり、「福祉の里」構想を掲げ私財を投じて始めた。生活保護受給者を中心に弱者を救いたいとの思いだった。施設は身寄りのない人たちの「受け皿」になったが、09年の火災によって「周囲の景色が一変した」。13年、防火体制に不備があったとして業務上過失致死罪で禁錮2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。

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