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’19統一地方選

/1 水道事業の危機 施設老朽、広域化にも壁 /埼玉

 小鹿野町中心部を流れる赤平川から水を引く小鹿野浄水場。コンクリート製の沈殿池やろ過池の所々に、ひび割れやさびが目に付く。使用開始から半世紀を過ぎ、最後の改修工事は1983年。浄水場の関係者は「機械類を修理しながら稼働しているが、浄水場を更新すれば費用は数十億円」と見積もる。

 人口減少による料金収入や水需要の低下、施設の老朽化で、全国的に水道事業経営が岐路に立たされている。県は2011年に策定した水道ビジョンで、主に自治体単位で担っている水道事業を30年までに県内12ブロックに分けて広域化を目指すとした。スケールメリットを生かした設備の統廃合や更新の効率化、人件費の削減を狙う。これに先駆けて16年4月に統合したのが、小鹿野町を含む秩父地域5市町による「秩父広域市町村圏組合水道局」だ。

 5市町の事情はそれぞれ違った。秩父市は施設の老朽化が懸案。横瀬町は人口増を見込んだ誤算から給水過剰…

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