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四国見聞録

内原野焼 高知県安芸市 登り窯、200年の火消さぬ 減る職人、工房主奮闘  /四国

ろくろを回す西邨出さん=高知県安芸市で、松原由佳撮影

 一つの土の塊が、職人の手で魔法のように形を成していく。高知県安芸市に、200年近く続く焼き物の里があった。職人の技を知ろうと、内原野陶芸館を訪ねた。【松原由佳】

 内原野焼の歴史は、約200年前、領家の五藤氏が京都方面から職人を呼び寄せたことが始まりと言われる。最盛期には6軒の窯元があったが、職人の高齢化や安価な器が出てきたことから、現在は4軒に減った。現存する窯元の一つが、内原野陶芸館の運営に携わる陽和工房だ。

内原野の土は鉄分が多く、茶色で素朴な焼き物が多い。元々は手洗い鉢やつぼなど大きな生活雑貨を作っていたが、需要の減少などから、現在はカップや食器から陶壁など大きな物まで、さまざまな要望に応えている。実際、館内には色とりどりの内原野焼の商品が並んでいた。地元で採れる土の量は減ってきており、現在は内原野の土と似たような質のものを取り寄せているという。

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