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月例経済報告

景気維持、正念場に 中国減速響く

 政府は、3月の月例経済報告で景気判断を3年ぶりに引き下げた。中国経済の減速による輸出減が国内の生産を下押しする構図が鮮明になったためだ。景気回復が続いているとの認識は維持したものの、市場には既に景気後退局面に入ったとの見方もあり、日本経済は難しい局面を迎えている。【大久保渉、井出晋平】

 「輸出の鈍化を背景に一部の業種の生産活動に弱さが見られる」。茂木敏充経済再生担当相は20日の記者会見で、景気判断を下方修正した理由をこう説明した。2月の貿易統計によると、中国経済の減速を反映し1~2月の中国向け輸出は前年同期比6・3%減。対中輸出の低迷を受け、企業の生産動向を示す「鉱工業生産指数」は1月まで3カ月連続でマイナスとなった。半導体大手ルネサスエレクトロニクスが今春以降、自動車向け半導体などを製造する国内工場を一時操業停止する方針を決めるなど、生産への影響は広がっている。

 一方、景気浮沈のカギを握る個人消費と設備投資については、増加基調を保っているとの判断を維持。景気は…

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