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メディア時評

性的マイノリティー報道の課題=倉橋耕平・社会学者

 新聞による同性婚や性的マイノリティーなどの取り上げ方には、まだまだ課題がある。例えば、毎日新聞1月28日夕刊「LGBT公表 トップ当選 京都・亀岡市議選 赤坂さん」の見出しに象徴される。LGBTとは個人が兼ねることができない要素をまとめた表現であり、赤坂さん個人の自認とは異なる。ここにはマイノリティーの多様性を理解しないマジョリティーの態度が表れてしまっているように思う。

 同じことは各紙の2月15日朝刊に掲載された同性同士の婚姻を認めない現行の法制度が憲法の「婚姻の自由」に違反するとして13組の同性カップルが国を訴えた記事でも見られる。毎日は1、3、11、26面でこれを大きく取り上げた。特に3面の解説記事では、同性カップルの親権問題や婚姻制度上の税制優遇、パートナーシップ制度の限界、国際同性婚の国家間不平等の実態を指摘し、婚姻を「両性の合意のみに基づいて成立」と定…

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