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復興砂防公園

防災学習の拠点、完成 式典で「宇宙桜」植樹 えん堤模型やベンチ設置 丹波・市島 /兵庫

兵庫県内最大級の砂防えん堤(奥)の前に整備された復興砂防公園=同県丹波市提供

 2014年夏に丹波市を襲った豪雨災害の教訓を継承する防災学習拠点「市立復興砂防公園」(丹波市市島町徳尾)の完成式典が21日、同公園であった。参加者は災害を語り継ぎ、安全・安心なまちづくりを進めることを誓った。

     公園は面積約500平方メートルで、4382万円をかけ、県内最大級の砂防えん堤近くに整備された。学習エリアには砂防えん堤模型やベンチなどを設置。メモリアルエリアには災害で出た岩を基盤石とし井戸敏三知事により「創造的復興」と記された記念碑もある。8カ月間、スペースシャトルで宇宙空間の過酷な環境を飛んだ種子から育った「宇宙桜(ひょうたん桜)」も植樹。災害を伝えるシンボルにと高知県仁淀川町から寄贈を受けたもので、周囲には復旧、復興を紹介するパネル展示もある。

    「宇宙桜」を記念植樹する芦田翔希さん(右)ら。奥は兵庫県内最大級の砂防えん堤=同県丹波市市島町徳尾で、丸井康充撮影

     式典では谷口進一市長が「この公園で学ぶ災害の教訓が時や地域を越えて受け継がれ、安全で安心なまちづくりにつながることを願う」とあいさつ。「児童からのメッセージ」として地元の市立前山(さきやま)小学校6年、芦田翔希さん(12)が「防災教育を通して前山の子どもたちが防災・復興を学び、大人になっても忘れずにこの災害を知らない世代の人たちにも伝えていきたい」と決意を語った。

     前山地区自治振興会の坂根眞一会長は「改めてここに立つと甚大だった被害を思い浮かべる。地域が語り部となって次の世代に発信していくことが課題。公園が語り継ぎ引き継がれる拠点になることが重要だ」と語った。【丸井康充】

    〔但馬版〕

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