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金言

日英の太い絆=西川恵

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 欧州連合(EU)からの離脱に揺れる英国。進出している自動車などの日本企業には生産縮小や、撤退する動きも出ている。しかし逆説的ながら、築かれた日英関係の太さを改めて知る機会にもなっている。

 元駐カナダ大使の沼田貞昭氏(現・日本英語交流連盟会長)は2度、在英日本大使館に勤務した。最初の在勤から24年ぶりに1994年、ナンバー2の公使で赴任した時、日英関係の変貌に驚いた。在留邦人は約2800人から約5万人、日本食レストランは2軒から150軒以上になっていた。「英国における日本の存在感は大きく、日英関係は格段に良くなっていました」

 この変貌をもたらしたのはサッチャー元英首相(在任79~90年)だ。首相は日本企業に「英国は欧州市場への重要な拠点」と働きかけ、84年に日産自動車が進出を決めた。これを皮切りにホンダ、トヨタ自動車といった自動車メーカーだけでなく、多くの日本企業が続いた。

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