英国

EU離脱 続く混乱 欧州統合に懐疑の歴史

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英議会前にはためく英国旗(上)とEU旗=ロンドンで13日、ロイター
英議会前にはためく英国旗(上)とEU旗=ロンドンで13日、ロイター

 欧州連合(EU)からの離脱を巡る英国の迷走。その混乱の背景には何があるのか。英EU関係の経緯や離脱に関するこれまでの動きをまとめた。【念佛明奈、福永方人】

 2度の大戦を経た欧州は統合による平和構築を目指し、その構想の流れは現在のEUへと続いている。だが、仏独主導の統合構想へ参加することの是非を巡り、英国は常に揺れ動いてきた。

 英国では第二次世界大戦中から、チャーチル元首相が欧州統合の構想を描いていた。ただ、念頭に置いていたのはあくまで各国が主権を維持したままでの協力体制だったとされる。英国は超国家的な欧州統合への懐疑論が根強く、戦後に英米関係を外交の軸に置いたことも、大陸欧州との温度差を生んだ。

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