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ロシア領として2014年3月に編入されたウクライナ南部クリミア。ロシアが新たに設けた「クリミア共和国」の首都シンフェロポリにあるテレビ局「ミレット」では、スタッフが真新しいオフィスで原稿をパソコンに打ち込んでいた。「若いスタッフが多いけれども、年々報じるニュースの質も上がっている」。こう誇らしげに語るミサエフ局長も30歳という若さだ。
共和国の人口の8割はロシア系とウクライナ系だが、クリミア・タタール人も1割いる。15~18世紀にこの地を統治したクリミア・ハン国の子孫で、トルコ語系のタタール語を話す民族だ。
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